してみんとてするなり2

https://noza87.hatenablog.com/ の引っ越し先。歴史学をメインに色々。

【SAGOJO】赤城アンバサダーの活動

具体的にどういう活動をしていたかというと、他のメンバーと意見出し合って企画や商品開発などについてお話していました。初めはオンライン顔出しでコミュ力化け物ばっかりだったからおおぅ…ってなってた。

私は桐生メインのグループに参加させてもらったんやけど、やっぱり桐生は織都と呼ばれるくらいなので織物関係の企画で方向性が決まった。その一連の話し合いで感じたのは「あ、これ歴史/歴史学必要とされてねえな」ってことです。話の流れで「二階が博物館になってて」みたいなことを言ったら「博物館とかはどうでもいいんですけど」的な反応をされました。

…………ん?えっみんな博物館行かんのか?興味ないのか??私の周りでは普通のことなんだけど、史学科が異常者の集まりなんか????

私も無関係のところに無理やり歴史学をぶち込んだわけじゃないから言い訳させてほしい。桐生織みたいな伝統工芸だったら歴史って全然無関係な話じゃないと思うんだけど、そこに関心がある人でも博物館とか歴史に忌避感を示すっていうのがすごくびっくりした。学科内の会話では、でも歴史学はやっぱり必要だよねみたいな結論に落ち着きがちだから、余計に冷や水を浴びせられた気分だった。私は史学科にいて麻痺してるだけで、世界はわりと歴史/歴史学を必要としていないのかもしれないと思いました。

つら~~~~~~~~~。必要とされる/されないことと、存在する意義がないことはイコールではないんだけどこれでいいんですかね…我々が想像するよりも社会と歴史学は乖離していってるのかな…。

 

あと、おまけというかこっちが本筋なんだけど、私は個人企画で私は養蚕から機織りまでやる体験プランだしたんだけどまあ普通に通らなかったですね。本当は帰省して実際に訪問できればよかったんだけど、地元にコロナ持ってくことになってもなあと思ってやめたので企画自体そこまで練れていなくて自分でも微妙ではあった。コンテンツ提案のパワポ供養しとくからコスト払ってでも実現したい物好きの方はどうぞ使ってあげてください。連絡お待ちしてます↓

AKAGIコンテンツ提案.pdf - Google ドライブ

 

ブログの方針と届いた名刺の話

今までSAGOJO用と個人用とでSNSとかブログとか使い分けようと思ってたけど、よくよく考えたらそんなことできるような器用な人間じゃなかったので、統合してゆるゆるやっていくことにした。旅も歴史も食べ物もなんでもごった煮かつ素のブログになります。まあいいよね、どのペルソナも私だもんね。

SAGOJOで赤城アンバサダー云々の話はしたと思うんですけど、その名刺が届きました。

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表面の上部に赤城山、裏面には赤城神社。あらあらデザイナーさんいい仕事するわねぇ。流行りのくすみカラーでシャレオツじゃん。ありがとうございます。

あとさっき気づいたけどこれ私の初めての名刺だわ。祝初名刺。まあ「歴史旅ライター」の肩書は恥ずかしさを感じないでもないが、わかりやすさを追求したらこうなった。本当はまれびとライターって名乗りたかったんです。でも史学民俗学触れてる人ならともかく大多数は「まれびとって何?」ってなるよね。そういうわけで私と会っても「歴史旅ライター(笑)」とか言わないでください。よろしくお願いします。

 

 

 

【SAGOJO】赤城アンバサダーになったよ

 

いつものごとくSAGOJOでシゴトを漁っていたらまさかの赤城エリア案件です。隅野は赤城山を見てすくすく育ったので即応募しました。今まで適当に申し込んではだいたい落とされていたので、はえー受かることあるんやというお気持ちです。

 

どういう意図でアンバサダーになったかというと、実際のところ歴史学はどれだけ社会と繋がれるのか知りたかったから。

 正直どこの地元でも(特に田舎なら)だいたいそうだろうと思うんですが、過疎化&少子高齢化でどうしたってさびれていくじゃないですか。御多分に洩れずうちの地元もそうなんですけど、そういう中で歴史学は何をできるんでしょうか。

 某カイブズカレッジで、ある先生は「現代歴史学の課題は社会とどう繋がっていくか」だと言っていました。もちろん課題はそれだけではないし役に立たないものは存在する価値がないのかとか諸々のツッコミもわかるんですけど、確実に課題のひとつとは言えるんじゃないでしょうか。

「歴史」をテーマにした旅なんて正直いくらでもあると思います。だって歴史のないものも歴史のない地域も無いし。日本遺産はどんどん増えてるし大河ドラマ企画とかもあるし。

でもそれって一過性のものだし、そもそもつくる側が「歴史」をただ消費した提案しかしてないんじゃないの?

(これは愚痴ですが、私の地元はそれなりに歴史があって面白い地域なのにトンチンカンな製品作ったりPRしたり正直目も当てられない。銘仙アロハって何やねん。ちゃんとした博物館がないあたり、いかに歴史や文化というものに敬意を払っていないかが分かりそうな気がします。さんざん国宝だとかは騒ぐのにね。てめえのことだよ足〇市)

例えが適切かどうか微妙ですが、元ネタにリスペクトを払わない二次創作みたいなもんですよ。そもそも作り手の原作の扱いが雑。

歴史を元に作られた企画も同じで、結構歴史の扱い方が雑だなと思うことが時々あります(これは自治体とかにもよるけど)。

じゃあどうしたらええねんって思われるでしょうが、別に私もばっちり解決策があるわけじゃないです。世界は歴史に関心を持ってる人ばっかりじゃないし、そういう人から見たら歴史学はわりと要らない子なのかもしれない。

ただ、その土地にしかないもの、その土地でしかできないことっていうのはたいがい何かしら歴史に理由があると思ってて、それを体験することと歴史へのリスペクトはうまく結びつきそうな感じがするんですが、これ以上の言語化ができなさそうなのでそれについてはまたこんど。

 そういう問題意識でアンバサダーになってみたけど、歴史学がどう社会と関わりを持てるのか私も結構ハラハラしています。社会に必要とされる子だといいんだけどなぁ。

 

 

ご挨拶

 

どうもこんにちは。前のブログから引っ越してきました〜 名義も変えて隅野あしはになりました。

基本は変わらず、だいたい歴史と旅と食べ物の話しかしないと思いますがよろしくお願いします。